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オフィス移転や賃貸借契約、賃貸事務所探しに関するポイントをオフィス移転アドバイザーがアドバイスします。『賃貸借契約書』、『オフィスレイアウト』、『移転計画立案』、『賃貸事務所探し』などプロの視点から見たチェックポイントをわかりやすく、実践的に使える情報を提供していきます。オフィス移転、賃貸事務所、貸事務所に関するご相談にも応じます。 お問合せ:株式会社サンエスコーポレーション オフィスサポーター事業部                         
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オフィスを人の働く『場』と捉え、いかにモチベーションを高め、いかに効率、生産性を高めていくかを考えた時、オフィスの色彩について考えてみましょう。

色彩は、人の脳に刺激を与え、生理・心理両面に影響を与える。

色彩は、色の三要素(色相・明度・彩度)で決定され、色は、無彩色(色相を持たない白、灰色、黒)と有彩色からなる。

同じ色彩でも面積が広いと狭いより、明るく、彩度も鮮やかに感じる面積効果と呼ばれる特徴がある。

進出色・・・暖色系や明度の高い色で、実際より手前に感じられる。

後退色・・・寒色系や暗い色で、実際より遠くに感じられる。

膨張色・・・明るい色、暖色系は、実際より大きく感じられる。

収縮色・・・暗い色、寒色系は、実際より、小さく感じられる。

暖色とは、赤、黄、オレンジなどの暖かく感じる色相。寒色とは、青、緑、灰など冷たく感じる色彩。


暖色と寒色の感じ方には、3℃程度の温度差があるとも言われる。

色彩が与える感情

色相
暖色・・・暖かい、積極的、活動的
赤・・・激情、怒り、歓喜、活力、興奮、勝利、野望、愛情
黄赤・・・喜び、はしゃぎ、活発さ、元気、冗談、愛情、母親
黄・・・快活、明朗、愉快、活動的、元気、笑い、快楽

中性色・・・中庸、平凡、平静
緑・・・やすらぎ、くつろぎ、平静、若々しさ、自然、調和
紫・・・厳粛、優艶、神秘。不安、優しさ、婦人、怨根

寒色・・・冷たい、消極的。沈静的
青緑・・・安息、涼しさ、憂鬱
青・・・落ち着き、寂しさ、悲哀、深遠、沈静、男性、責任
青紫・・・神秘、崇高、孤独

明度
明・・・陽気、明朗
白・・・純粋、清々しさ、平和、良心、従順、自由、心

中・・・落ち着き
灰・・・落ち着き、抑鬱、落胆、不幸、敗北、退屈、老人

暗・・・陰気、重厚
黒・・・陰鬱、不安、いかめしい、死、夜、毒

彩度
高・・・新鮮、はつらつ
朱・・・熱烈、激しさ、情熱

中・・・くつろぎ、温和
ピンク・・・愛らしさ、優しさ

低・・・渋味
茶・・・落ち着き、労働、父親

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オフィスの面積評価は、①単位面積評価(1人当たり有効面積、1人当たりオフィス面積などを評価)②スペース配分率評価(機能別のスペース配分を評価)の2つに分けられる。

①単位面積評価

1.有効面積評価

有効面積レベルでの過不足を評価する。組織体により、施設の機能により、またワークプレイスの供給に関する考え方によって、変わるので一概には言えないが、現状の面積から考え、過不足により、供給戦略を考えると良いと思います。

2.オフィス面積評価

JFMAのベンチマーク調査結果によると、259施設の平均値が約15㎡/人となっている。組織体や機能により適正値が異なるので、ベンチマークや利用者満足度の結果などから適正値を作っていくと良いと思います。

3.執務室面積評価

いわいる大部屋の中で個人がどれ位の面積を使っているかを示すもので、仕事のしやすさ、快適性に影響する。日本企業で約2.5坪/人外資系企業で約3坪/人フリーアドレスなどを採用している企業で約1.5坪/人と言われている。

4.業務支援面積評価

会議室や応接室コピー室など業務支援面積の評価です。
会議室・・・会議の頻度、人数、平均使用時間などから面積を考える。会議室標準面積 約0.5㎡/人程度
応接室・・・応接室の使用頻度、人数、平均使用時間などから必要な面積、個数を考える。応接室標準面積 約3坪/個前後
コピー室・・・使用される機器のサイズや動作領域から面積を考える。
書庫や倉庫など収納スペースを必要に応じて面積に織り込む。

5.生活支援面積評価

必要性や利用者、満足度などから総合的な判断が必要です。リフレッシュルームや更衣室、喫煙室など。特に最近は、禁煙や分煙の問題などもあります。

6.通路面積

基本的には、両側が壁などで仕切られている通路を指す。レイアウトにより、必要なスペースを配置した結果生まれる面積です。オープンスペースでは、執務スペースの余裕面積の中に通路面積を含める為必要がない。

②スペース配分率評価

オフィス面積を機能別に分けたスペースの配分率を評価する。
標準的配分率
執務スペース54%。業務支援スペース30%。生活支援スペース7%。通路スペース7%。その他2%。家具化率評価・・・執務スペースにおける家具が占める割合を評価する。
家具化率が40%を越えるとゆとりがない。逆に20%程度であれば、空きスペースが多いことになり、スペース効率が悪いことになる。

オフィスのレイアウトは、働く人の業務効率を左右するのと同時に室内環境安全性セキュリティに影響する。

プライバシーとコミュニケーションの度合いをレイアウト上で考慮が必要です。

レイアウトは、平面だけでなく、立体的に考えることで、かなり違ってきます。

レイアウトの寸法

標準的なレイアウトの寸法は、人がすれ違える事及び車椅子の通過が楽に出来る事が基本になります。通路として、1.2mを確保することが、望ましいと言えます。
キャビネットがある通路は引き出しや扉の開閉人の動作寸法を加えて考える必要があります。

通路の標準的寸法 → ダウンロード(bmp)

レイアウトの種類と特徴

対向式レイアウト

向かい合って対になる島型。一般的に良く採用されている。

特徴

コミュニケーションが取りやすく、グループ意識が高まり、人の仕事が見えることで、仕事の質が高まる。椅子の動作スペースと通路を兼用する為、省スペースでレイアウトしやすく、配線等工事コストも安い。しかし、プライバシーに乏しく、オープンな為、仕事に集中しにくい、自席での打合せがしずらい等欠点もある。

背面式レイアウト

1つのグループが向かい合うのではなく、背中合わせに座る方法。

特徴

対向式と同一の形態だが、対向式と比較するとプライバシーとコミュニケーションの両立がしやすい。

レイアウトを考える上では、照明や空調の位置も重要な要素である。また、業務効率を考える上で、部署間の関係や会議室、応接室などの因果関係より、ゾーニングにも考慮する必要があります。最近では、セキュリティーも考えたレイアウトも考える必要があると思います。

貸事務所・オフィス移転やレイアウトに関するご相談は
サンエスコーポレーションにお気軽にご連絡ください。

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プロフィール
HN:
大竹 真
年齢:
52
性別:
男性
誕生日:
1972/03/15
職業:
オフィス移転コーディネータ
自己紹介:
賃貸事務所仲介業務暦13年
宅地建物取引主任者・認定ファシリティマネジャー・オフィスセキュリティコーディネータとして、数多くの企業の移転をオフィス移転コーディネータとして、サポートしています。
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